水引お知らせ
-希少なカラスシジミチョウの生育地を次の世代へ-ハルニレの保全活動に取り組んでいます
2021年11月24日
小倉町の川底上自治会では、希少なカラスシジミチョウの生息地である地元のハルニレを後世へ残すために、保全活動に取り組んでいます。
カラスシジミチョウは西日本では希少種であり、薩摩川内市小倉町は日本で最西端の生育地と言われています。
このカラスシジミチョウは、ハルニレを食べて育つことから、希少種であるチョウを増やして後世につなぐために、川底上自治会では、現在10本ほどあるハルニレの保全活動に取り組みはじめました。
その取り組みの一つとして、地元の方をはじめ多くの人にこのハルニレの大切さを知っていただき、身近な場所に貴重で豊かな自然があることを誇りに思っていただくよう、今年5月から案内看板の作成に着手し、今月完成して設置しました。
今後も、地区の活動としてハルニレの木の保全に取り組みたいと考えています。
成虫は5~6月頃に出現しますので、ぜひ皆様、静かに見守っていただければ幸いです。