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里コミュニティ協議会

里地区コミュニティ協議会
〒896-1101 薩摩川内市里町里1910番地
TEL:09969-3-2958

里地区からのお知らせ

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里地区コミュニティ協議会便り

里地区コミュニティ概要

1.地区の歩み・概要

里地区は、薩摩半島の西海上、約26Kmの北東から南西に連なる甑島列島の上甑島北東部分に位置し、川内港から高速船「甑島」50分、また串木野新港からフェリーで75分の距離にあり、甑島の玄関口として、本土に最も近い距離にあります。

東海上には、野島、近島など大小の無人島が点在し、本地域の集落がある平野部は、トンボロ地形の陸繋砂洲で形成され、北東の海岸は「長目の浜」に代表される湖沼群など甑島国定公園に指定されています。

手つかずの自然が今も残り、多種多様な植物、特に「オオヘゴ」は天然記念物で、「カラスバト」等絶滅危惧種の生物や、野鳥も多く生息しています。

地区内には、縄文・弥生時代の遺跡が存在し、古くから人々が暮らしていたことが伺え、鎌倉時代から370年間は小川氏の統治が続き、その後、島津氏の統治下にありました。

明治24年上甑村から分離し里村に、その後、平成16年の大合併で、薩摩川内市里町になり、ひとつのコミュニティとして平成17年4月20日に里地区コミュニティ協議会を設立しました。

平成26年、公益財団あしたの日本を創る協会主催のあしたのまち・くらしづくり活動賞において、里地区コミュニティ協議会は、振興奨励賞を受賞。今日に至っています。

⑴ 人  口:男510人・女526人 合計1,036人【592世帯】(令和3年12月1日現在)

⑵ 学  校:里幼稚園、里小学校、里中学校

⑶ 消  防:薩摩川内市消防団上甑方面隊里分団

⑷ 警  察:川内警察署里駐在所

⑸ 史   跡

亀城跡:通称じょうやま 鶴城と併せて鶴亀城ともよばれ、現在は、里町出身者の戦没者慰霊碑があります。

小川の森:当主小川氏一族の墓。

隠れ山:一向宗の弾圧を逃れるために山中につくられた隠所

武家屋敷通り:薩摩川内市の景観重要資産。武家屋敷跡の玉石垣は市から景観重要資産指定を受け、平成28年には第3回鹿児島県の「かごしま・人・まち・デザイン賞」でも大賞を受賞しています。

中町遺跡跡:武家屋敷通りの中ほどにあり、縄文と弥生式の土器・石器・骨器・獣器・魚貝などが出土し、縄文後期より弥生時代の遺跡として指定されています。

⑹ 伝統芸能

内侍舞(ないしまい、鹿児島県無形文化財指定)、さっこら踊り(雨乞いの踊り)、武者踊り(武士踊り)、相撲踊り(八幡神社秋の例大祭に相撲大会とともに、奉納される踊り)

⑺ 組織する地区内の主な団体

自治会(村東、村西、薗上、薗中、薗下、計5自治会)、里幼小中・PTA、里幼小中学校、体育協会,文化協会、子ども会育成会、社会福祉協議会、消防団、商工会、漁協、青年団、老人クラブ、観光物産協会株式会社、民生委員及び児童委員、食生活改善推進協議会、生活研究グループ、読み聞かせボランティア、など

⑻ 組織部会の種類と主な活動内容

自治環境部会 :安心安全パトロール(防災点検)、地域ぐるみ美化活動・海岸清掃 町内一斉防除              

青少年育成部会:所属団体の支援活動、交通安全・防犯活動、読み聞かせ活動、チャイルドフェスティバル

健康福祉部会 :体協活動の支援、敬老会、里地域市民体育大会

地域づくり部会:所属団体の支援活動、夏まつり・かずらたて、新成人を祝う集い

2.各部会の取り組み

⑴ 自治環境部会

環境美化に対する住民の意識は比較的高く、景観を地域資源として捉える認識も徐々に定着し、自治会等で海岸清掃、河川清掃、部会においては不法投棄防止に取り組んでいます。

引き続き環境美化や防災活動に努めるとともに、空き家や老朽化で放置されたままの危険な建物の整理、大型廃材の処理等、災害時に危険性の高まる問題は山積しており、行政との協議や協働が実現していくよう努める必要があります。

⑵ 青少年育成部会

少子化により児童生徒が著しく減少し、子どもたちの異年齢交流による自然自発的な経験学習が難しくなっており、地域ぐるみで異年齢や他地域の子どもたちとの交流や、自然の中での活動など、自立心を育てるさまざまな体験の場をつくる必要があります。

⑶ 健康福祉部会

毎年「敬老会」を主催し、高齢者問題を主軸にした講座などにも積極的に取り組んでいます。

住民全体でも、健康への関心は高まり、自主サークルでのスポーツを楽しむ人々も多くなっていますが、世代を越えた交流の場は少なくなり隣人との関係や人間関係が希薄になりつつあります。

特に高齢者において、外出の機会の創出で人との交流を図り、孤独感の解消や健康保持、又、認知症予防等、いきいきと生活できる地域づくりを進めます。

⑷ 地域づくり部会

「新成人の集い」や「夏祭り」等を地域の団体とともに取組み、交流人口も増えているが、なかには解散した団体などがあり部会のメンバーが減少傾向にあります。

伝統行事を含めて、地域住民全体の地域づくりへの積極的な参加をさらに促し、新しい部会メンバーの確保を図り、人材を含める地域資源を地域づくりに活かしていくことに努めます。 

3.第4期地区振興計画に基づく地区の重点課題及び重点目標

⑴ 安心快適な環境と豊かな海のまちづくり

関係団体(里支所・北薩振興局・甑島幹部派出所・消防局)と合同でパトロールに当たることで情報を共有化し、住民の安全を図ります。

⑵ 積極的に地域外に発信し、多くの人とふれあう。地域が一体となって活動する。

男女共同参画社会を認識し、女性の地区運営や事業施策等への積極的な参加に取り組みます。

⑶ 活力あるまちづくり

高齢者の生きがい対策・健康づくりや福祉環境整備を推進します。

0996-25-6210

薩摩川内市 市民活動センター

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