大馬越地区コミュニティ協議会
〒895-1402 薩摩川内市入来町浦之名3492番地4
TEL:0996-44-2773
大馬越地区からのお知らせ
- 2025/02/28お知らせKTSテレビ放映について [大馬越]
- 2024/09/26お知らせMBCアーカイブスあの日のふるさと放送 [大馬越]
- 2024/01/22お知らせ令和5年度大馬越地区文化祭開催について [大馬越]
- 2022/10/02お知らせ大馬越地区特産品(ふるさとの味加工品等18点)を販売します [大馬越]
- 2022/08/30お知らせ手作りしそジュース「しそっぷ物語」が今年も美味しく仕上がりました [大馬越]
- 2020/02/07お知らせ令和元年度大馬越地区文化祭の開催について [大馬越]
大馬越地区コミュニティ協議会便り
- 2025/03/17コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和7 年4 月号 [大馬越]
- 2025/02/28コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和7年3月号 [大馬越]
- 2025/01/31コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより 令和7年2月号 [大馬越]
- 2024/12/26コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより 令和7年1月号 [大馬越]
- 2024/11/18コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和6年12月号 [大馬越]
- 2024/09/26コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和6年10月号 [大馬越]
- 2024/08/22コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和6年9月号 [大馬越]
- 2024/07/23コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和6年8月号 [大馬越]
- 2024/05/23コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和6年6月号 [大馬越]
- 2024/04/25コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和6年5月号 [大馬越]
- 2024/03/19コミだより大馬越地区コミュニティ協議会だより令和6 年4月号 [大馬越]
大馬越地区コミュニティ概要
(上段左から:郷土芸能「山下自治会太鼓踊り」、景勝地「清浦ダム」、金柑ハウス、地区文化祭)
(中段左から:ふれあい弁当作り、といあげ祭り、景勝地「内之尾棚田百選」、郷土芸能「山之口棒踊り」)
(下段左から:郷土芸能「大馬越自治会太鼓踊り」、旧大馬越小学校全景、しそジュース製造、国道沿い花植え作業)
1.地区の歩み・概要
大馬越地区は入来地域の南部で鹿児島市に隣接し、八重山.入来峠などの山間部に位置しています。中央を国道328号線が縦断し、交通の便が良く、自然環境(山・川・水・田)に恵まれ、グリーンツーリズム事業の基盤もあり、集落排水も完備され住みやすく、また史跡・伝承芸能も多い「田園文化地区」でもあります。
地区の主産業は.水稲・畜産業で兼業農家が多く、お茶、きんかん、ゴーヤ等の栽培に取り組む農家も増え、薩摩川内市の特産品として出荷されています。
平成17年度からは地区コミュニティ協議会でしそっぷ物語「しそジュース」と豆腐、味自慢「田舎味噌」等の製造、販売をはじめています。特にしそっぶ物語「しそジュース」の生産販売活動を機に、地区コミ協を中心とした地域内の一体感が醸成され、老いも若きも「何もない田舎で何かができる。」という地区活性化の意欲が高まり、住民の積極的な参加に繋がりました。
このような取り組みが評価され、むらづくりにおける九州農政局長賞を受賞し、県内外から多数の研修視察も受け入れています。地区内への情報は毎月コミ協便り8ページを発行し、地区内の出来事をきめ細かにPRしています。
地区住民は、地域の行事に協力的で人情味があり、現在も元気で労働意欲のある熟年・高齢者が多く、きんかん・茶・ゴーヤ・筍・水稲・野菜・花づくり・郷土料理・伝統芸能伝承者など逸材が多いです。近年は団塊の世代を向かえ、ふるさとへ帰ってくる人もいます。子どもから高齢者の交流事業(ホタルの夕べ・運動会・敬老会・グランドゴルフ大会・といあげ祭・文化祭等)が多く,地域住民の温かいふれあいがなされています。
環境整備については、下水道工事で.集落排水の整備が完了し、前川内川が浄化され、蛍が飛び交う環境が残り、ホタルの夕べを開催したり、内之尾日本棚田百選や清浦渓谷及び長野滝を含め、自然に恵まれた観光スポットとして期待される地区でもあります。特に長野滝については、平成30年1月からNHK大河ドラマ西郷どんで放映され、県内外から見学者が増加しています。
1.人 口:男255人、女264人、519人(283世帯)【令和4年2月1日現在】
2.学 校:旧大馬越小学校(平成30年度閉校、入来小学校に統合(清色地区))、入来中学校(清色)、川薩清修館高校(副田地区)
3.消防団:薩摩川内市消防団大馬越分団
4.駐在所:薩摩川内市東交番(清色地区)
5.地区の資源
米:耕地整理された肥沃な田・中山間地の田・内之尾棚田百選
茶:中之原台地・中山台地の農業団地
きんかん:中山農業団地・各農家
畜産:養鶏 養豚 肉用牛
花卉栽培:若手経営者
森林:森林従事者
竹林:竹林改良された竹の子生産更には竹のチップ材としての有効利用伐採
水:湧水 地下水に恵まれ良質米の栽培
6.史跡
(上段左から:鷹の子神社鳥居跡、粟下の栗下の摩崖物仏像、大馬越の田の神様)
(下段左から:山下般者殿墓、箕冠城跡、黒武者土塁跡)
⑴鷹の子神社
清浦に聳える鷹の子岳を古代人が神山として中腹に祀り、その後修験山伏の道場となり昔は軍神として尊崇されていました。伝説も残り、大樹の茂る神域は神々しいです。
⑵栗下磨崖仏
安山岩の岩壁を切り抜き阿弥陀座像を浮き彫りにしてあり子宝祈願や子どもの供養をしたと伝承されています。
⑶大馬越の田の神様
入来で最初に現れでた浮彫型で,中央に笠冠股引き姿の田の神像が浮き彫りしてある。現在は大馬越コミュニティセンター敷地内に鎮座しています。
⑷山下般者殿墓
山下集落の藤井氏の屋敷内に祀って,鎌倉時代の文様を持つ町内最古の五輪塔です。
⑸塞の神
現在は大馬越コミュニティセンター敷地内にある道祖神で,枡型にくりぬいた塔内に丸石を4個入れ神体としてあります。百日咳の神として信仰されていました。
⑹箕冠城跡
山形が箕をふせたように見えるところから名づけられ,神山として智賀尾神社が祀られています。又,大馬越由来の伝説が残る山です。
⑺黒武者門跡
入来文書にも記述され,中世期の歴史研究者が現在でも訪れています。
⑻石橋
石工により造られた黒武者太古橋・山之口橋・松尾橋・瀬戸平橋・弥生橋・清浦橋・太鼓橋が残っています。
7.伝統芸能
⑴山之口棒踊り・獅子舞保存会
山之口集落の住民により伝承され、7月の鷹の子神社祭りに奉納され、同時にあとやまの獅子舞も勇壮に踊られています。
⑵山之口剣舞保存会
47義士の討ち入りの忠臣蔵をテーマにした剣舞として、山之口集落の女性により伝承され,三味線・太鼓・歌に合わせ踊られています。
⑶大馬越太鼓踊り保存会
大馬越自治会の住民が伝承し、7月の鷹の子神社祭りで奉納されています。
⑷山下太鼓踊り保存会
山下自治会の住民等で伝承し、8月の諏訪神社祭りで奉納される他、各地のイベントなどでも踊られています。
※ その他,長野棒踊り・鹿子田箱まくら踊り・山下鍋蓋踊り・内之尾カマ踊り等があり,地区文化祭では各自治会より伝承芸能が発表されています。
2.自治会等の取り組み状況
1.大馬越地区自治会
8の自治会で組織され、地区の連携を取りながら、花見、敬老会、集落の河川、道路清掃、安心安全モデル事業、文化祭等への参加など住民活動の運営がされています。
2.大馬越地区自治会女性部会
各自治会の女性代表として,自治会,地域行事及び地区協議会の支援等の活動を実施しています。
3.大馬越地区老人会(大馬越福寿会)
高齢者で組織され,親睦・スポーツ・社会奉仕・高齢者学級に参加学習し、また、児童達と伝承行事を行いながら異年齢交流事業も実施しています。
4.大馬越地区食生活改善推進員グループ
地区の行事やイベント等で食に関するボランティア活動を行っています。
5.入来地区体育協会大馬越支部
地区のスポーツ大会(バレーボール・ソフトボール・グランドゴルフ等)や運動会を実施しています。
6.大馬越地区子ども育成連絡協議会
各子ども会で活動を企画し,子どもの保護者が連絡しながら支援し,地区のふれあい行事(グランドゴルフ大会)など参加、支援しています。
7.大馬越消防分団
地区の防災,生命と財産を守る消防活動を行っています。
8.入来小学校PTA・入来中学校大馬越ブロックPTA
子ども達の健全育成を目的としたPTA活動を行っています。
9.わくわく馬越ん子塾
小、中学校生徒と福寿会及び長寿会との文化的交流を進め、書初め、七草粥、茶道、剣舞、新年度の抱負発表等を行っています。
3.各部会等の主な取り組み
1.自治活動健康福祉部会
地区民が安心して暮らせる郷づくりを自治活動健康福祉部会でこれまで継続的に取り組んでいます。青パト隊による地域防犯活動、自主防災組織の継続、行政と一体となった安心安全モデル事業の取組、地区スポーツ大会、更には生徒の登下校時のあいさつ運動を兼ねた街頭立哨、更には伝統芸能の保存として太鼓踊り等また、地区文化祭などを開催し、安心して暮らせる郷づくりを行っています。
また、少子高齢化や核家族化、高齢者世帯の増加、価値観の多様化、生活不安の増大、更にはゴールド集落指定などの深刻化を背景に、ふれあいを通じ、健康で長寿の里づくりを目指して、福祉意識高揚事業、サロン事業の支援、ふれあいお届け弁当、福祉ネットワークを形成し、無理、無駄のない見守りを実施しています。
2.青少年環境地域づくり部会
小学校との連携を密にしながら、教育文化の進行を図り、心身ともに逞しく故郷を愛する馬越ん子の育成活動に取り組んでいます。具体的には、伝統芸能の保存継承、わくわく馬越ん子塾、といあげ祭りの開催、世代間交流の推進、他の部会とのイベント共催支援、コミセン周辺美化活動、、ホタルの夕べ、各種イベントへの特産品出店等、自然を大切にした環境整備、イベント、産業の振興を図っています。
特に、コミュニティビジネスを中心としたしそっぷ物語「しそジュース」及びおかべ・味噌の製造、販売は、他の地区コミにない取り組みであり、地域に潤いを還元しているもので、県内外からの視察も多く受け入れています。
3.体育部会
各種スポーツ大会や地区運動会へ参加するとともに、旧大馬越小学校跡地の体育館及びグランドを有効活用しながら、各種のスポーツ等を計画しています。
4.第4期地区振興計画に基づく地区の重点課題及び重点目標
1.ふれあいを通じて健康で長寿の里づくり
誰でも安心して暮らせる福祉向上のために見守り・災害マップ等を作成して災害時の活用を図り、事故者がないような体制を整備します。
また、高齢者等一人で各種の困りごとが出来ない方への為に、まるごとささえ愛事業の導入を図り、支援を受けたい方及び支援できる方の登録を行い、安心して生活できるよう推進します。
2.自然を大切にし、環境整備・イベント・産業の振興を図り豊かな地区の形成
加工センター支援員については、今後指定管理者制度若しくは市の直営かに出来ないか今後本庁との調整を充分諮りつつ、製造に携わる後継者を募集、育成し、息の長い特産品作りを推進します。新しい特産品については、支援員会を中心にしながら今後も検討します。
3.地域とのふれあい
旧大馬越小学校屋内運動場及び屋外運動場を最大限有効利用し、元気で長生きできるよう体力の増進を図ります。