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高来コミュニティ協議会

高来地区コミュニティ協議会
〒895-0211 薩摩川内市高城町1410番地2
TEL:0996-30-0732

高来地区コミュニティ協議会便り

高来地区コミュニティ概要


(上段左から:高城川・川祭り、西郷隆盛ゆかりの地(腰掛石)、高城川リコリス(彼岸花))
(中段左から:高城川・川祭り(つかみ取り)、高城川桜ライトアップ事業、太鼓踊り)
(下段左から:虚無僧踊り、西郷隆盛ゆかりの地(手水鉢)、世代間交流事業『野外炊飯活動』)

1.地区の歩み・概要

高城の名称は、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の神話「高城千台を築く」や、この地に高い城(柵)があったことに由来すると言われています。和名抄には「多加木」と訓じてあり、初めは「たかき」と呼ばれていました。また、この地は大字麓と呼ばれ、「麓」というのは藩政時代郷の政庁仮屋の置かれた所で、府下・府元とも書かれており、高城郷の地頭仮屋も置かれていました。

高来地区周辺を含む地域は、高城郷から明治22年に高城村に、昭和35年には町制実施で高城町となりました。その後、地勢的・歴史的に同一圏に属し、経済・文化の交流による相互関係が深かったことなど、地方自治の本旨に基づく効率的行政の運営と地域住民の福祉向上を図ることから、昭和40年に川内市との合併に至りました。

水源を紫尾山系にもつ高城川が地区の中心を通っており、川を利用した行事も多く住民の憩いの場として親しまれ、また、京セラ㈱鹿児島川内工場をはじめとするIC関連工場が立地しており、経済的・環境的に大きく変化を遂げた地区であります。

その他、農工団地としてIC関連工場や川内職業能力開発短期大学校が立地しています。また市街地と隣接し、医療機関、交通アクセスも充実し、生活居住地として好条件が整っています

高城川のガラッパ伝説が伝えられる稚児ヶ淵周辺では、昔ながらの優れた河川景観を残しています。江戸時代の参勤交代路であった薩摩街道(出水筋)が、往時をしのぶ歴史的な資源として残っています。

⑴ 人  口:男1,075人・女 848人・合計 1,923人【1,136世帯】(令和4年1月1日)

⑵ 関係学校:高来小学校・平成中学校・川内職業能力開発短期大学校

⑶ 消防団:高城東分団

⑷ 警 察:川内北交番

⑸ 史 跡:妹背城跡・桃花山浄興寺石塔群・北山寺住僧墓・高城氏石塔群・高城秋月の碑・横綱西ノ海嘉治郎の墓・妹背橋

⑹ 伝統芸能等:高城町太鼓踊り・高城町虚無僧踊り・高城町兵六踊り

2.各部会の主な取り組み

⑴ 地域づくり部会

各自治会間との連携、協調を図ると共に、隣接コミュニティ協議会や自治会との連携も図り、地域の発展を図っています。

各部会長・環境美化推進員・土地改良理事や太鼓踊り保存会長・虚無僧踊り保存会長・高城ハンヤ節同好会長地域の伝統を守りつつ地域の活性化と若者の定住化に努め、地域づくりを推進しています。

⑵ 自主防災防犯部会

自主防災組織・防犯活動の強化を図り、防災・防犯意識の高揚啓発活動を推進し、安全で安心して暮せる自然豊かな住環境に努めています。

⑶ 生涯学習部会

学習文化に関する事業を行い、住民のより高い文化教養の向上を図っています。主要事業である文化祭は、毎年11月中旬小学校において実施しており、体育館内の演劇と展示、校庭での農産物販売、鑑賞、鉢物展示等実施し、賑わっています。

⑷ 青少年育成部会

地域の青少年の健全な発展を図るため、次のとおり色々な行事を行っています。

① 高城川・川祭り

高城川の清流を守るため、小学生とその父母が中心となり、川内川河川事務所の協力を得て水質水生物の調査を実施し、その調査結果を小学生が川祭り会場で発表しています。同じく高城川の清流を守るため、河川周辺のゴミ拾いも環境保全の面から実施しています。

川祭りは実行委員会が中心となって実施しており、身近で演劇を見て、子供のマス・ウナギのつかみ取り、子供による花火大会を行っています。夜店の出店も多く、年々盛況を呈しており、周辺の子供達に大変人気があり、高城の魅力の一つとなっています。

② 高城の史跡めぐり歩こう会

高来地区は、旧妹背城を中心に栄えてきたまちであり、多くの史跡も残っている高城の歴史研究者の方々の講話等を聞きながら歴史を学び、足跡を巡り伝承にも努めています。

③ 野外炊飯活動

河川敷において子供達と一緒になった食事作りや防災に役立つ作り方を学んだり、地域に伝わる昔話を聞いたり、人気事業の一つとなっています。

④ イルミネーション事業

クリスマスシーズンに、小学校校庭木・フェンスにイルミネーションを設置し、点灯した上で点灯式を開催し、子供達にイルミネーシヨンと夜空の星を眺めながら、我が故郷をなつかしみ未来への夢を育むこととしています。

⑸ 体育部会

住民の健康と体力の維持・増進を図るため、自治会対抗球技大会、運動会、ゲートボール、グラウンドゴルフ等を実施しています。この行事実施により地域の若年層の集合・交流・発掘に貢献しており、地域力・パワーの原動力となっています。

⑹ 福祉部会

健康福祉部に対する住民意識の向上と特に高齢者に対する健康福祉面からの健康管理を維持・増進することを図るようしています。また、関係行事への積極的参加及びコミセンへの来訪を呼びかけて交流を促進し、高齢者向け行事として、茶の間の健康、寿ふれあい会食等を実施しています。

3.第4期地区振興計画に基づく地区の重点課題及び重点目標

⑴ 人とふれあうまちづくり(高城川・川祭り)

高城川の清流を守るため、環境保全の面を含めて河川愛護作業を実施し、同時に異年齢間交流を図る場として、高城川河川敷に舞台を設置し、各種行事を川祭り実行委員会が中心となり実施します。

⑵ 親水公園予定地の稚児ヶ淵の護岸事業の推進

地域づくり部会と特別委員会を設置し、市・県の関係機関と協議会を設置し事業推進を図ります。

⑶ 高城川・川祭り会場(高城清流の里)の整備事業

地域づくり部会と特別委員会を設置し、市・県の関係機関と協議会を設置し事業推進を図ります。

0996-25-6210

薩摩川内市 市民活動センター

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